OUR FRIEND’S STORY VOL.2

日本はフィンランドやスウェーデンと並ぶ世界有数の森林大国で、2020年の統計では、日本の森林面積は国土の68.4%。それほど森が多い国なのだが、我々にとって”森”はどれほど身近な存在だろう。

札幌と旭川の2拠点で、フリーの樵(きこり)として活動する足立成亮(しげあき)さんは、”街”と”森”の関係性に着目しているひとりだ。街から森へ出かけ、仕事をし、また街に帰ってくるという日々のサイクル。木々の成長や状態を観察し、恵みをいただく樵という仕事をとおして、森の存在を多くの人に知ってもらいたいと思うようになった。

「森というのは生命の集合体。でっかい生き物だと捉えています。森もヒトも、皆が納得できるかたちをつくり、それを未来に残していくのが林業。林業は地球環境と僕らの生活に直結しているんです。そのリアルな現場を伝えていきたい」屋号の”outwoods”はそんな想いからつけられたもの。森に溶け込むように働く樵の仕事とその風景を切り取った写真作品や、自ら伐採した木を使った空間演出は、森の外に森を伝える樵ならではのクリエイティビティだ。

 

Present by

足立成亮/outwoods

1982年、札幌生まれ。樵として森と街を行き来しながら、メンバーで写真家の山内麻由美とともに、現在進行形の森の姿を発信し続けている。2019年にはPeakPerformance Sapporoで写真展を開催。足立にとってPeakPerformanceは、森から街に降り立つ際の重要な着地点となっている。

Instagram: @shigeakiadachi@mayumiyamauchi77

 

<PAPERSKY #64 KOCHI|Modern Nomad >にてOUR FRIEND’S STORYを掲載しております。