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TAISUKE IN FWT FIBERBRUNN

この写真は10月10日発売のLast Frontier、16日発売のBRAVOSKI Vol.2、19日発売予定のPOWDER SKI、11月10日発売予定のFALLLINE Vol.2 の広告としても使用している。
Freeride Worl Tour(以下FWTと記載)第3戦目 Austria Fiberbrunn(オーストリア フィーバーブルン)での泰輔だ。
「この写真はまさに思い通りのラインどりでいけた瞬間ですね!」と泰輔がいう様に、大会解説者も泰輔のライディングを“Very Control”と評価している。


Run Taisuke Kusunoki – Fieberbrunn FWT17… 投稿者 FreerideWorldTourTV

軽やかに滑る泰輔を画面越しに見ていると、そこがスティープな斜面だという事を感じさせない。それほどまでに泰輔の滑りは柔らかく、リラックスしているようにさえ見える。
だが、本人のGO PRO画像を見ると、そこがいかにタイトでスティープな斜面であるかがわかる。


GoPro run Taisuke Kusunoki – Fieberbrunn FWT17… 投稿者 FreerideWorldTourTV

FWTに初参戦し、泰輔の露出は一気に増えた。
大会参戦前のシーズンと現在では傍から見ても泰輔は少し変化している。

「とにかくスキーが一番好きっす。早く滑りたいし、早くスキーヤーマインドに戻りたい」。そう話す泰輔は以前と同じ“スキーを心から楽しむ1スキーヤー”に変わりないのだけれど、今までの彼からはあまり聞くことが無かった熱っぽい話も近頃はよく話してくれる。
「俺、滑りだけで周りを納得させたいんですよ」。そう語る泰輔はプロとして一回りも二回りも成長したようだ。
PeakPerformanceライダーの末っ子キャラで、みんなからも愛される泰輔。
元々彼は【自分の滑りで世界のスキーシーンに刺さりたい】と思い滑り続けてきている。
だが、本人も気づかないうちに根っからの芯の強さに磨きをかけて来たようだ。その気持ちの伝え方に以前よりも強い熱量と自信が垣間見える。

「撮影をやっててもFWTの大会に出てても結局根底にあるものは同じなんです。このライン、俺が完璧に行ったらみんなを驚かせたりアゲさせられる!っていうラインを読み取って、そこに行きたいんすよ。それは友達と少人数で滑ってる時も本気度はマジ変わんなくて、命がけっす。ただ、リスクマネジメント考えると少人数だとやれることが限られてくる・・・だからFWTはめちゃラッキーなんですよ。まぁ、面が固かろうが何だろうが半強制的に行かされるって感じもありますけどね(笑)
でも、万全の安全対策が取られた環境でデカい山滑れて、しかもTVまで入れて撮ってくれて全世界に俺の滑りを配信してくれる。マジありがとう!ラッキー!ってかんじなんすよ。元々カメラがなくたって、自分の行きたいラインを本気で滑るだけっていうスタンスで今までやってきてたから。でもそれって周りからしたら、『だから?』とか『ふ~ん』で終わっちゃうんですよね。でもFWTに出て、同じことをやると認めてもらえるようになったからめちゃくちゃありがたいっす。今までと同じことを、最高の環境でやれて、しかもみんなに見てもらえる。ホンマに嬉しいんです。
大会ではやっぱり結果を残したいですけど、それ以上に【今の自分が見れていないライン】や【誰も探せてないラインを見つけられる様になる事】が重要!それが本当に一番難しいし、こればっかりはデカイ山での経験とか自分に対しての自信が無いと本当に無理!
でも、それを見つけただけじゃなくて、その決めたラインで自分が滑っている視界のイメージも一致してこないと滑れないし、本当に危険だし、一番難しい。けど楽しい!
最近では、ライン攻略出来た時が一番スキーでのレベルアップを感じるし、もっともっと攻めて行きたいですね!
自分の思い描くラインで完璧に滑り切れたら成績も付いてくると思ってるんです。
それで入賞とか出来たらラッキーくらいの気持ちでいます」。

大会が開催されたのはAsslbach Ski Resortのこの斜面だ。
スタート地点まではヘリで搬送される。
ヘリでのスキーにはまだあまり慣れていない泰輔はヘリで戸惑うことがあったようだ。
大会中も気付いたら自分のポールが無くなっていることもあったという。

「こういうデカい山でもっともっと滑り込みたいですね。俺にはその経験がやっぱりまだまだ足りてない。もっとずっと滑ってたいです」。
いつになく真剣に泰輔はそう話した。